2008年10月18日 (土)

カトリヤンマ

▼ カトリヤンマ
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flagカトリヤンマ (ヤンマ科)
 ・成虫は6月下旬頃から羽化 10月下旬まで見られる
 ・未熟な個体は体色が黒っぽく 複眼は茶褐色
 ・成虫♂は複眼と腹部斑紋が水色 胸部は黄緑色
 ・♀は複眼と腹部斑紋・胸部が緑色
 ・産卵管による産卵は 午後から夕方にかけて♀が単独産卵
 ・ヤンマ科ではめずらしく卵で越冬
 ・孵化から3~4ヶ月成虫
 ・日中は林の中で枝などにぶら下がり静止
 ・夕方 地上を低く飛びながら小昆虫などを捕食
 ・名前の「カトリ」は「蚊捕り」から

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2008年10月10日 (金)

ルリボシヤンマ

▼ ルリボシヤンマ
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▼ 正面顔   紫色に写るのは古代米の稲穂
200810_ruriboshiyanma_w1280

flagルリボシヤンマ(ヤンマ科)
 ・成虫は7月中旬頃から羽化 10月下旬まで見られる
 ・寒冷な気候を好み 高地の池・湿地に多く生息
 ・未熟な個体は体色が灰褐色
 ・成虫は 複眼は青緑色 腹部の模様と腹部の斑紋は黄色に変化
 ・♂では腹部の斑紋の一部が水色
 ・産卵管による産卵は 湿地や浅い池沼で ♀単独産卵
 ・孵化してから2~4年で成虫
 ・昼行性 黄昏飛行することはほとんどない

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2008年9月21日 (日)

ショウジョウトンボ 色抜け

▼ ショウジョウトンボ 色抜け固体
20080902_shojotonbos1024

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2008年9月20日 (土)

トンボ「交雑種」の交尾

「マユタテアカネ」と「コノシメトンボ」との「交雑種」・・・

「交雑種」は「マユタテアカネ」と「コノシメトンボ」の
どちらと交尾するのだろうかと 思っていましたが・・・

一作日のこと 「交雑種」に大変よく似た♂のトンボと
「コノシメトンボ」♀とが交尾しているところを見かけました

「交雑種♂」と「コノシメトンボ♀」との間に生まれるトンボは
どのような生態・形態を持って生まれるのでしょう

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flag   「交雑種」メモ   (9/21追記)

トンボの交雑は、同属間でのみ起こるようです
また、交雑種は生殖能力を持たないと言われていたようですが
例えば、2006年に同じギンヤンマ属のギンヤンマとクロスジギンヤンマとの
交雑種スジボソギンヤンマ♀の産卵とその羽化が確認されるなどしたことで
実際には 交雑種にも生殖能力を持つ種がいるものの、これまで交雑種の産卵や
羽化した個体が確認されていなかっただけではないかとの意見もあるようです

※ 2006年12月22日付の高知新聞には、四万十市のトンボ自然公園で
  ギンヤンマ属のギンヤンマとクロスジギンヤンマとの交雑種スジボソギンヤンマ♀の
  産卵とその羽化が確認されたことで、生殖能力を持つ交雑種のいることが実証された
  との記事が掲載されています
  高知新聞 http://www.kochinews.co.jp/0608/060822headline06.htm

※兵庫トンボ研究室会誌(Vol.8 Vol.9 Vol.10など)には、いろんなトンボの
  交雑に関する写真が掲載されています  http://hyogo.odonata.ne.jp/index.htm

    例:スジボソギンヤンマ♂ × ギンヤンマ♀の連結産卵
        ベッコウトンボ × ヨツボシトンボの交雑個体
        オオアオイトトンボ♂ × モノサシトンボ♀の連結
        オツネントンボ♂ × アオイトトンボ♀の連結
        アキアカネ♂ × ウスバキトンボ♀の連結 など

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2008年9月11日 (木)

トンボの翅の「四角室」「三角室」

トンボの翅の精緻な模様を 間近で観察したことはありませんが
トンボの種類によって 翅のつけ根側の模様に特徴があるようです
それが 「四角室」 「三角室」・・・

手元の図鑑によると 日本にいるトンボの種類は 約200種
翅の特徴から 次の3つのグループに分かれる とあります

  1. 均翅亜目(きんしあもく)   
       前後の翅の 形・大きさがほぼ同じ 翅のつけ根側が細い
       ほとんどの種が翅を閉じて止まる(一部開いて止まる)
       イトトンボやカワトンボなどの仲間
      
  2. ムカシトンボ゙亜目       
       翅の形は均翅亜目に似ている
       半開きで止まり やがて閉じる
       ムカシトンボの仲間
       
  3. 不均翅亜目(ふきんしあもく) 
       前後より後翅の方が幅が広い 
       翅を開いて止まる
       アカトンボ・ヤンマなどの仲間

flag グループ毎のトンボの翅のつけ根側の模様には次の特徴があります
       
  ・均翅亜目・ムカシトンボ亜目では 「四角室」と呼ばれる模様があります 
    種によって形が異なり くさび形、長四角、少し細長で中に横脈が2~3本、
    細長で中に多数の横脈、太短い四角で中に横脈がないか 又は1本、など

  ・不均翅亜目では 「三角室」 と呼ばれる次のような模様があります
    サナエトンボ科      前後の翅共に横長でほぼ同じ形
    オニヤンマ科          〃
    ヤンマ科            〃
    エゾトンボ科・トンボ科  後翅に比べて前翅の三角室は縦長    

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

今夏に撮ったトンボの写真の中から 四角室や三角室が写っているものを
載せてみました

flag 均翅亜目の四角室 

▼ アオイトトンボ科 アオイ トトンボ 三角のように見えますが四角のくさび形Aoitotonbo

▼イトトンボ科 クロイトトンボ
Kuroitotonbo

flag 不均翅亜目の三角室 

▼オニヤンマ科 オニヤンマ 
前後の翅の三角室が横長でほぼ同じ
Oniyanma

▼ヤンマ科 ヤブヤンマ
Yabuyanma

▼トンボ科 赤とんぼの仲間 前翅の三角室が縦長 後翅は横長
Akatonbo

▼エゾトンボ科 オオヤマトンボ
Ooyamatonbo

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2008年8月 3日 (日)

「ライチョウ」 メモ 最近の新聞記事から・・・

flag 08年7月28日 朝日新聞夕刊
信州大学(中村浩志教授)が
山梨県の南アルプス北岳(3193m)で今回行なった調査で、
親鳥と数羽のヒナを確認。
昨年秋の現地調査では一羽も確認されなかった。
   

flag 08年7月18日 朝日新聞
信州大学が行なった調査によって、乗鞍岳での個体数が
03年の120羽からこの5年間で170羽に増えた事が確認された。
岐阜県が03年から始めた乗鞍スカイラインのマイカー規制や登山者の
立ち入り規制の効果の表われと思われる。  

しかし全国的には、
20年程前の推定個体数約3千羽が現在では1650羽と40%減少、
観光道路や登山道の整備が進んで登山客が増え、ふもとの開発によって
ニホンジカやニホンザルなどが高山帯に侵入し、ライチョウのエサである
高山植物を食い荒らすことが原因と見られる。
   

flag 08年7月2日 朝日新聞
環境省のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)類に分類されている
日本のライチョウは世界の最南端に生息する貴重な鳥、
標高2400メートルで高山植物を食べる為、低地での飼育は餌や温度管理が難しく
このまま温暖化が進めば、生息地を奪われる恐れがあり、
ライチョウを「第二のトキ」にしないよう、上野動物園では技術が確立している
ノルウェーのトロムソ大学に研修職員二人を6月27日に派遣した。
   

flag 08年5月23日 朝日新聞
野生動物が高山帯に進出している理由には、地球温暖化の影響や、
低地での環境変化など、様々な要因が推定されるが明確ではない。
食害で高山植物が減少したり、ライチョウの生息環境が脅かされることが
危惧される。
   

flag 08年4月16日 東京新聞長野 
小谷村の栂池高原観光協会が実施しているヘリスキー事業について、
ライチョウの生息環境への影響は見られないとする調査結果が
十五日、白馬乗鞍岳周辺の冬季利用のあり方検討会で報告された。
   
調査は村から委託された山岳環境研究所(白馬村)が昨年二月から行い、
天狗原下部のヘリスキー滑走コース近くのライチョウの冬期生息地でも
個体群に目立った変化がないことから「影響は出ていない」との見解を示した。
   

flag 08年4月6日 信濃毎日新聞
5日信州大学の中村浩志教授(鳥類生態学)は、
北安曇郡小谷村の栂池高原観光協会などが運営するヘリスキーのヘリポートが、
中部山岳国立公園の特別保護地区内にあった問題を受け、ヘリスキーの利用客が
滑走する北アルプス白馬乗鞍岳(2、436メートル)の一帯を調査、
繁殖地の山頂付近で多数のスキーヤーとスノーボーダーを確認し、
「滑走中にライチョウに危害を与える可能性が高い」
「運航自体を止めるべきだ」と訴えた。
   

flag 07年5月22日 朝日新聞
南アルプス北部の標高1500~3000メートルの亜高山・高山帯の多様な
高山植物が、ニホンジカの食害で壊滅し、危機的な状況にあることが
21日林野庁中部森林管理局(長野市)発表の調査報告書でわかった。
   
低山帯で畑などを荒らすニホンジカが、有害獣駆除の影響などで、
エサを求めて標高の高い場所へ登ってきた可能性がある。
   
報告書によると、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、タカネマツムシソウ、
オヤマリンドウなどの高山植物が消滅、ラン科の植物も深刻で、
環境省のレッドデータブックに記載されているホテイアツモリソウや
キバナノアツモリソウは、確認できなかったという。
高山植物の被害は約5年前から顕著になり始めたとみられ、
このままだと高山植物が消滅するのは時間の問題としている。
   

flag 06年7月12日 信濃毎日新聞
飯田下伊那地方の有志でつくる「南アルプスを語る会」は、
絶滅が危ぶまれている登山客が持ち込むペットからライチョウを守ろうと、
注意を呼び掛ける看板を塩見岳(3047m)や赤石岳(3120m)に至る
下伊那郡大鹿村の鳥倉登山口に設置した。

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