08年7月28日 朝日新聞夕刊
信州大学(中村浩志教授)が
山梨県の南アルプス北岳(3193m)で今回行なった調査で、
親鳥と数羽のヒナを確認。
昨年秋の現地調査では一羽も確認されなかった。
08年7月18日 朝日新聞
信州大学が行なった調査によって、乗鞍岳での個体数が
03年の120羽からこの5年間で170羽に増えた事が確認された。
岐阜県が03年から始めた乗鞍スカイラインのマイカー規制や登山者の
立ち入り規制の効果の表われと思われる。
しかし全国的には、
20年程前の推定個体数約3千羽が現在では1650羽と40%減少、
観光道路や登山道の整備が進んで登山客が増え、ふもとの開発によって
ニホンジカやニホンザルなどが高山帯に侵入し、ライチョウのエサである
高山植物を食い荒らすことが原因と見られる。
08年7月2日 朝日新聞
環境省のレッドリストで絶滅危惧(きぐ)類に分類されている
日本のライチョウは世界の最南端に生息する貴重な鳥、
標高2400メートルで高山植物を食べる為、低地での飼育は餌や温度管理が難しく
このまま温暖化が進めば、生息地を奪われる恐れがあり、
ライチョウを「第二のトキ」にしないよう、上野動物園では技術が確立している
ノルウェーのトロムソ大学に研修職員二人を6月27日に派遣した。
08年5月23日 朝日新聞
野生動物が高山帯に進出している理由には、地球温暖化の影響や、
低地での環境変化など、様々な要因が推定されるが明確ではない。
食害で高山植物が減少したり、ライチョウの生息環境が脅かされることが
危惧される。
08年4月16日 東京新聞長野
小谷村の栂池高原観光協会が実施しているヘリスキー事業について、
ライチョウの生息環境への影響は見られないとする調査結果が
十五日、白馬乗鞍岳周辺の冬季利用のあり方検討会で報告された。
調査は村から委託された山岳環境研究所(白馬村)が昨年二月から行い、
天狗原下部のヘリスキー滑走コース近くのライチョウの冬期生息地でも
個体群に目立った変化がないことから「影響は出ていない」との見解を示した。
08年4月6日 信濃毎日新聞
5日信州大学の中村浩志教授(鳥類生態学)は、
北安曇郡小谷村の栂池高原観光協会などが運営するヘリスキーのヘリポートが、
中部山岳国立公園の特別保護地区内にあった問題を受け、ヘリスキーの利用客が
滑走する北アルプス白馬乗鞍岳(2、436メートル)の一帯を調査、
繁殖地の山頂付近で多数のスキーヤーとスノーボーダーを確認し、
「滑走中にライチョウに危害を与える可能性が高い」
「運航自体を止めるべきだ」と訴えた。
07年5月22日 朝日新聞
南アルプス北部の標高1500~3000メートルの亜高山・高山帯の多様な
高山植物が、ニホンジカの食害で壊滅し、危機的な状況にあることが
21日林野庁中部森林管理局(長野市)発表の調査報告書でわかった。
低山帯で畑などを荒らすニホンジカが、有害獣駆除の影響などで、
エサを求めて標高の高い場所へ登ってきた可能性がある。
報告書によると、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、タカネマツムシソウ、
オヤマリンドウなどの高山植物が消滅、ラン科の植物も深刻で、
環境省のレッドデータブックに記載されているホテイアツモリソウや
キバナノアツモリソウは、確認できなかったという。
高山植物の被害は約5年前から顕著になり始めたとみられ、
このままだと高山植物が消滅するのは時間の問題としている。
06年7月12日 信濃毎日新聞
飯田下伊那地方の有志でつくる「南アルプスを語る会」は、
絶滅が危ぶまれている登山客が持ち込むペットからライチョウを守ろうと、
注意を呼び掛ける看板を塩見岳(3047m)や赤石岳(3120m)に至る
下伊那郡大鹿村の鳥倉登山口に設置した。
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